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2008年10月05日
石垣島旧盆行事~アンガマ~
旧盆の夜、石垣の市街地を歩いていると
賑やかな音がどこからか聴こえてくる。
その音を辿ってゆくと 旧暦のお盆の行事! アンガマ発見!
『アンガマ』は あの世からの使者で
ウシュマイ(お爺)とウミー(お婆)が花子(ファーマー)と呼ばれる
子孫を連れて現世に現れ家々を訪問して珍問答や踊りなどで
祖先の霊を供養する独特の行事。
三線を弾き 太鼓を打ち鳴らし 笛を吹き 念仏を唱えながら唄い踊る。
(このアンガマを見つけるのに かなり夜の集落を歩きました(+o+))
旧盆にはエイサーが あちこちで行われ 石垣島集落では ソーロン(旧盆)アンガマが行われる
この『アンガマ』が訪問する家を探すには?
この行事が行われる地域は6つ(石垣市字石垣、大川、登野城、新川、平得、大浜)
直接そこに行き、耳を澄まして音を辿るというのは少し効率が悪い!
旧盆の直前(沖縄らしく本当に直前) 島の新聞には
各青年会のアンガマのタイムスケジュールが一軒一軒訪問する世帯主と
住所まで掲載される それをチェックして出かけるのがお勧め!
家にあがると、あの世からの使者であるウシュマイ(お爺)とウミー(お婆)が
まず仏壇にウートートー(拝む)
それから花子たち ウシュマイ、ウミーの踊り、唄が披露される
これは子孫繁栄と豊作を祈る念仏謡で全てが方言で行われる。
ちなみに、花子たちはなぜ顔を隠しているかというと、
彼らはこの世の人ではないので仮装しなければならないのです
『アンガマ』の見所は あの世とこの世の珍問答。
見物人が、ウシュマイとウミーにあの世のしきたりや生活についてなど
いろいろ質問をします この答えは普通に返してはいけない。
必ず一ひねり頓知を利かせた答えをしないといけない。
一般の民家で行われるのにもかかわらず
そこの庭にお邪魔し、誰もが自由に見学ができるのも嬉しい。
一軒で1~2時間 その間 ウシュマイとウミーは島酒(泡盛)をご馳走になり
何軒も回るうち 終わる頃には ヘベレケ~ヨッパライヘ(~~*ヘ))...((ノ*~~)ノヨイヨイ
ちょうど この日のアンガマの動画を YouTube で見つけたので
こちらでご覧下さい→百聞は一見に如かず!登野城のアンガマ
たぶん 隣に居た人が撮影したものだと思います。
投稿者 kids : 2008年10月05日 20:41
コメント
うーん、見てみたいねー、こういう伝統行事てやつは、年をとるとなんとなしにきになるよねー
投稿者 ヨシノ兄 : 2008年10月19日 01:09
おはようございます!
僕も 数年前から気になっていて 見てみたいな~って思っていたんです。
ホテルなどのイベント的なヤツじゃなくて 本物?のアンガマを!
旧盆の日じゃないと見れないのでチャンスは少ないですねっ!
今度 一緒に見に行きましょうね~(笑)
投稿者 kids : 2008年10月19日 07:26